申命記 29章15節「信仰継承 」

きょう、ここで、われわれの神、主の前にわれわれと共に立っている者ならびに、きよう、ここにわれわれと共にいない者とも結ぶのである。(15

申命記 29章へのリンク

 

 家族の救いを祈っている人は多いですが、なかなか思うように進まない人もおられます。私も教会員の家族の救いのために「こうしよう!家族伝道」という本を読んで勉強したことを思い出します。家族伝道の良いアイデアをいただきました。けれども、最終的に、救いは人の方法論ではないことを悟りました。まさに救いは神のみわざです。

 

 この章は、カナンの地に入るイスラエルの人々と、神が契約を更新されることが記されています。律法の内容は同じですが、対象が違います。15節に「れれれれと共にいない者とも結ぶ」と言われています。これから産まれてくる子どもたちとも契約を結ばれます。

これは信仰継承の約束です。では、どのようにして信仰継承が行われるのでしょうか。

 

 そのヒントは4節の「主はあなたがたの心に悟らせず…」にあります。今、神が契約を結ぽうとする人たちは、両親から荒野の生活について証しを聞き、神がイスラエルを守り、導き、養われた事実を知っていましたが、神を悟ることはできませんでした。神が心を開き、悟らせてくださらなければ、人は神を自分の神として受け入れることはできません。第一コリント一二章3節で「聖霊によらなければ…」と教えられているとおりです。私たちの信仰生活の証しはとても大切なことですが、家族や友人の心の目をふさぐ物はこの世界にあふれています(18)。


 ですから、聖霊が家族や友人の心を開かれ、本当の神を信じ、罪を悔い改め、十字架の救いを受け入れるように、祈り求めましょう。私たちをとおして「ここにわれれれと共にいない者」(15)も救いたいと、主は願っておられます。使徒行伝一六章31節の聖句をかかげて、家族の救いと信仰の継承を祈り求めましょう。

 

【祈り】主よ、家族の救いを計画してくださり感謝します。そのため、私を聖霊に用いられやすい者に造り変えてください。アーメン

 

♪新聖歌421

 

ベラカ2013年1月号より転載 

執筆者:北大阪教会・山本敬夫氏