悪霊につかれた(レギオンと呼ばれていた人)人がイエスのよって癒されます。その彼がイエスについて行きたいとしきりに願いました。するとイエスは「神がどんなに大きなことをしてくださったか、家族に知らせなさい」と言われたのです。神が成してくださった大きなことを二つの点から学びます。
この聖書の箇所は、わたしたちがこの世の生活にあって何らかの不安に襲われ、こころに恐れを感じるとき、主レスを信じるならば救ってくださり、平安を与えてくださる、そうした出来事です。
この聖書の箇所から、神は、私たちのうちに起こる恐れをコントロールし、静めてくださるお方であることを学びます。
聖書では教会がどういうものであるか、それを象徴的に現しています。教会は『建物』、「羊の群れ」、「キリストの花嫁」、「ぶどうの木」、「神殿」、などです。
ところが、もう一つとても重要な象徴があります。それは、「教会」は「キリストの体である」ということです。その教会について学びます。
新約聖書の中で一番早く「教会」と言う言葉が出てくるのは18節です。この教会と言う言葉は「エクレーシヤ」と言い、「召し出された者の集まり」という意味です。それは、決して「教える会、またはおそわる会」ではないのです。そうではなく、いつも神がその中心においでになり、その恵みに支えられて生きている人々が、その周囲に集まっている集団、民ということです。